2025年10月09日
ちょっと前の話になりますが、
二木会東京支部会なるものが開催されました。
二木会とは、大腸癌で亡くなる方を0にすることを目標に、
安全な大腸内視鏡挿入法の確立、個人の技術の向上、日本全国に質の高い大腸内視鏡検査を普及することを目的とした勉強会です。
大腸内視鏡挿入法に特化した会で、かなりマニアックな会ではあります・・・
まあ、それだけ大腸内視鏡検査が難しいってことでもあるのですが。
現在16都道府県に支部があって、今回は東京支部会が開催されたのであります。
会員の先生が被検者となり、3人のデモンストレーターが実際に挿入法の説明をしながら、
大腸内視鏡検査を行うというものです。
そこで私もデモンストレーターをさせていただきました。

若手の先生からベテランの先生まで参加される会なので、
その前で自分の技術を説明しながら披露するのは、さすがに緊張するのですが、
参加した先生にとって何か一つでも役に立つことがあって、
今日は来てよかったな、と思ってもらえるように精一杯頑張りました。
都内の先生が中心ですが、青森の先生まで参加していただき、
活発な議論が行われ、会は盛況のうちに終了することができました。
NTT東日本関東病院の若手の先生も参加してくれて、
なんと、大圃研先生もお忙しいところ顔をだしてくださいました。

ありがとうございました。
こうやって若い先生が必死に勉強して自分の技術を磨いて立派なコロノスコピストに育ってくれたら、
本当に大腸癌で亡くなる方が0になる日がくるんじゃないかなあ、
と夢をみながらこの記事を書いています。