2024年9月02日
当院整形外科の鎌田先生が読売新聞の記事に掲載されました。
現在行われているパラリンピックパリ大会のトライアスロンに出場予定の秦選手と鎌田先生のお話です。
秦選手は、27年前の13歳のときに骨肉腫で右脚の切断術を受けました。その手術に鎌田先生も関わったそうです。
鎌田先生は医師になって3年目、先輩医師と手術に臨みました。
その後秦選手はトライアスロンの選手として活躍されていましたが、リオデジャネイロ大会のころから右脚切断部の痛みに悩まされていました。
義肢装具士の斎藤さんに相談され義肢を替えたりしても思うようにいかない日々が続いたそうです。
そんなときに斎藤さんが鎌田先生と偶然にも知り合いになったのをきっかけに、秦選手と鎌田先生の再開が実現したのです。
秦選手が鎌田先生に現状の悩みを相談すると、「確実に良くなる補償はないが、それでも手術を希望するならば僕にやらせてほしい」と申し出たそうです。
胸熱ですね!
骨を削り、先端を筋肉で厚く覆う手術を受けて、秦選手は今回のパリ大会に臨んでいるそうです。
今まで積み上げてきた自分の力を思う存分出し切って大会を終えてほしいですね。
応援しています!!!