各種健診・人間ドック・予防接種
各種健診・人間ドック・予防接種
定期健診や企業健診など、労働安全衛生法で定められている法定健康診断です。
生活習慣病の予防のために、対象者(40〜74歳)の方にメタボリックシンドロームに着目した健診を行います。
生活習慣病の発症リスクが高く、生活習慣の改善による生活習慣病の予防効果が多く期待できる方に対して、専門スタッフ(保健師、管理栄養士など)が生活習慣を見直すサポートをします。
就職した際に受ける雇い入れ時健診です。業種や企業により指定された検査項目がある場合や、指定用紙への記入が必要な際はご相談ください。
問診 | 既往歴・業務歴・喫煙歴・服薬歴 | |
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身体測定 | 身長・体重・BMI(体格指数)・腹囲・視力検査・聴力検査・血圧測定 | |
血液検査 | 全血球計算 | Hb(血色素量)・RBC(赤血球数)・Ht(ヘマトクリット)・WBC(白血球数)・PLT(血小板数) |
肝機能検査 | AST(GOT)・ALT(GPT)・γGTP | |
血中脂質検査 | LDL・HDL・TG(血清トリグリセライド) | |
血糖検査 | 随時血糖・Hba1c | |
尿検査 | Ph・尿糖・尿蛋白・尿潜血・尿中ケトン | |
心電図検査 | ||
胸部レントゲン検査 |
健診や人間ドックを受ける際には、検査当日朝の食事などに制限があります。
オプション検査によって前日や当日朝の食事の制限内容が変わります。
一般的な健診では、午前受ける方は朝食を抜いて、午後受ける方は軽めの朝食を摂って昼食を抜いてご来院いただいています。
水分摂取に関しては、無糖で透明に近いものであればご来院直前まで飲んでいただいて構いません。
心臓病や高血圧などの治療薬を飲まれている場合には、普段通りに服用してください。その他のお薬に関しては飲まずにいらしていただきますが、判断に迷う場合にはお問合せください。
準備中です。
当院では1歳以下のお子様のワクチン接種は行っていませんので小児科専門医療機関での接種をお勧めします。
(1歳のお子様で当院で受けられる予防接種は、みずぼうそうの2回目、季節性インフルエンザの予防接種のみです)
※クリックすると拡大した画像をご確認いただけます。(2024年6月作成)
参考にしてください。
(実際に受ける場合は、予防接種を受ける医療機関の指示に従ってください)
※クリックすると拡大した画像をご確認いただけます。
ジフテリア菌の飛沫感染で感染します。感染すると高熱・喉の痛み・犬が吠えるような咳・呼吸困難などが起こります。喉の偽膜形成が特徴的と言われています。現在は予防接種のおかげでジフテリアの発生はありません。
百日咳菌の飛沫感染で感染します。はじめはいわゆるかぜ症状で発症します。連続的な激しい咳が特徴で、夜間に激しい咳発作を起こします。
土の中にいる破傷風菌が傷口から感染して発症します。口、手足のしびれ・味覚異常、進行すると開口障害・けいれんなどを引き起こします。発症すると致死率の高い病気です。
ポリオウイルスが口から侵入し、腸の中で増えることで感染します。ポリオウイルスは再び便の中に排泄され、この便を介して他の人に移します。主に乳幼児がかかる病気ですが、成人が感染することもあります。
インフルエンザ桿菌b型は季節性に流行するインフルエンザウイルスとは別物です。飛沫感染でひろがります。ワクチン導入以前は子供の細菌性髄膜炎・敗血症の原因菌として一番多いと言われていました。髄膜炎になると予後不良になることが多いのですが、感染初期は単なるかぜ症状と変わりがないので早期に診断することが困難です。中耳炎・肺炎・喉頭蓋炎などを引き起こすこともあります。
肺炎球菌は鼻・喉にいる常在菌です。飛沫感染でひろがります。子供の細菌性髄膜炎・敗血症の原因菌となります。髄膜炎発症時の早期発見の困難さはヒブと同様です。園児の繰り返す中耳炎・肺炎の原因菌となります。
麻しん感染者の咳やくしゃみで飛沫感染します。伝染力が強く、空気感染でひろがると言われています。約10〜12日の潜伏期間のあとに発熱・咳・鼻水・目やにが出て、一旦解熱してから再度高熱と共に発疹が現れます。熱は3〜4日続き、発疹も次第に消退していきます。
風しん感染者の咳やくしゃみで飛沫感染します。潜伏期間は2〜3週間です。かぜ症状から始まり、発熱・発疹・首のリンパ腺が腫れます。2〜3日で治ることから「三日はしか」と呼ばれていますが、年長児や大人の場合は重症化することがあります。妊婦が妊娠初期に風しんにかかると、多発奇形の赤ちゃんが生まれることがあり、妊娠前に免疫をつけておくことが重要です。妊娠中に風しんの予防接種を受けることはできません。
水痘(みずぼうそう)はヘルペスウイルスの初感染で発症します。発熱とともに全身の水ぶくれのような発疹が出来ます。水痘・帯状疱疹ウイルスは回復後も体内に潜伏し続け、加齢や免疫力低下により帯状疱疹として発症することがあります。
妊婦の水痘は重症化することがあり、出産前3日から出産後2日までに妊婦が発症すると、出生児も水痘を発症し重症化することがあります。妊娠中に水痘の予防接種を受けることはできません。
おたふくかぜの潜伏期間は2〜3週間です。発熱とともに耳のうしろやあごの下の耳下腺が腫れます。圧痛も伴います。髄膜炎や難聴、成人では卵巣、精巣に炎症を起こすこともあります。感染しても症状の出ない不顕性感染が約1/3程度いるといわれています。不顕性感染者からも感染する可能性があります。
日本脳炎は蚊を介して豚から感染します。潜伏期間は7〜14日間です。高熱、嘔吐、頭痛、けいれん、意識障害といった急性脳炎の症状を呈することがあります。小児や高齢者は脳炎を発症するリスクが高く、小児は重い後遺症を残すことが多い病気です。
予防接種は、毎年秋ごろ、シーズン前にお知らせいたします。
2期:9歳から12歳
追加接種:11歳
予防接種は、毎年秋ごろ、シーズン前にお知らせいたします。
予防接種対象:小6から高1 中1での接種をおすすめします。
定期予防接種でDPTおよびDTワクチンを接種していれば10年間は効果が持続すると言われています。20代以降は効果が弱くなっていきますので、大人になってからケガをした場合(泥で汚れた傷など)や犬猫に咬まれた場合には破傷風ワクチンを受けることをおすすめします(ケガなどの際には保険適応になります)。
インフラが整っていないような外国へ渡航する際も接種することをお勧めします。
帯状疱疹は子供のときに感染した水ぼうそうウイルスが原因で発症します。水ぼうそうが治った後も体内の神経節にウイルスが潜伏しており、加齢とともに免疫力が低下してくるとウイルスが再活性化し発症すると言われています。90%以上の日本人が幼少期に水ぼうそうにかかっているため、80歳までにおよそ3人に1人が帯状疱疹を発症すると言われています。50歳を超えると細胞性免疫が低下し発症しやすくなると言われています。
帯状疱疹は、体の左右どちらかに神経痛のような痛みで発症し、数日後に赤い斑点・水ぶくれが帯状に現れます。夜も眠れないほど激しく痛む場合もあります。顔周囲に発症した場合、角膜炎・顔面神経麻痺・難聴などの合併症を引き起こすことがあり注意が必要です。
(帯状疱疹後神経痛)
約20%の方が発疹消失後に痛みが残ってしまうことがあります。
帯状疱疹ワクチンは2種類あり、50歳以上であれば任意(自費)での接種が可能です。
水ぼうそうワクチン | 帯状疱疹ワクチン(シングリックス) | |
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種類 | 生ワクチン | サブユニットワクチン |
接種回数 | 1回 | 2回(2か月後に追加接種) |
予防効果 | 51.30% | 97.20% |
効果持続期間 | 約5〜10年 | 9年以上 |
副反応 | 接種部位の痛み・発赤・腫れ 倦怠感・発疹 |
接種部位の痛み・発赤・腫れ 倦怠感・発熱・頭痛 |
料金 | 7,700円(税込) | 1回22,000円(税込)×2回 |
長所 | 接種回数1回・費用が安い | 予防効果・持続効果が高い 免疫低下の人も接種できる |
短所 | 予防効果・持続期間が劣る 免疫力低下、免疫抑制剤を使用している人は接種できない |
費用が高い 2回接種が必要 副反応がやや強い |
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